大治郎襲撃決行の日、一日中、寝床からはなれなかった小兵衛。
自分はどうするのか、ずっと考えていたのであろう。
夕方になってはじめて、動き出す。
「白粥を梅干と瓜の漬物で二杯ほど食べ」、雨の中を大治郎の道場に向かうことになる。
七ツ(午後四時)ごろ、むっくりと起きあがった小兵衛は、風呂場で水を浴び、 おはるに用意をさせた白粥を梅干と瓜の漬物で二杯ほど食べ、 「雨の中をすまないが、おはる。舟を出しておくれ」 と、いった。 (P293)
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